政府は2024年度版の消費者白書を閣議決定。23年の消費生活相談は8万404件で最多。特に50代以上の定期購入を巡るトラブルが増加し、慎重な行動を呼びかけている。
2024/6/15
SNS上の投資詐欺による被害が1~4月で334億円に達し、前年同期比で約2.4倍増加。警察庁は注意を呼びかけ、特に投資家や著名人を騙る手口が多いと警戒している。
2024/6/15
SNS上の「簡単に副業ができる」広告を信じた被害者が、メッセージアプリでスクリーンショットを貼り付ける方法で95万円を騙し取られる詐欺被害が発生。
2024/6/15
近年、スマホやパソコンを利用したインターネット詐欺の被害は様々な手口で報告されています。
巧妙化する詐欺集団の手口は、普段スマホやインターネットに慣れている人でも詐欺の兆候を見破ることが難しくなってきています。
最近はお客様からスマホメッセージに届く不明な案内や、パソコンのメールに身に覚えのない請求が届いた場合、どう対処すれば良いか分からないという相談があり、対応をさせて頂くことが多くなりました。
一人でも多くの方がネット詐欺に遭う前にこのページで手口を学んで頂き、ご自身とご家族を守る知恵を身につけて頂けたら幸いです。
スマホのSMSメッセージやメールに届く内容から詐欺の手口であることを伝えました。
パソコン画面に急にウイルスが感染しましたという表示が出て困っているとの相談を受け、6人の方の対応をいたしました。
SNSで知り合った人と仲良くなった後、投資話を持ち掛けられた方や、その前兆にあった方の相談、不確かな投資ツールの解約手続きのお手伝いをしました。
送られてきたメッセージに英語や数字が入った青い文字や「詳しくはこちら」などのボタンは不用意に開かない(押さない)で下さい。
お時間制限をされたり、急にお金を振り込むように催促されても振り込まないで下さい。最近はコンビニで電子マネーを買わせようとしても無視しましょう。
名前、電話番号、住所、銀行口座など個人情報は簡単に他人に教えないようにしましょう。
スマホやパソコン画面に急に「ウイルスが感染しました」という表示を出してサポートセンターへの電話を促し、金品を要求する詐欺があります。
交流できるアプリSNSで少しずつ仲良くなった後で、信頼を得た後で様々な理由をつけて金品を要求される流れの詐欺があります。
フィッシング詐欺とはスマホのメッセージ(SMS)やメールなどに偽の画面に誘導する為の案内文を送り、個人情報を盗み取ろうとする詐欺です。具体的にはネット銀行やネットショッピングなどの本物と見分けがつかない偽画面を表示させ、そこから会員情報を盗み取り、成り代わってお金を引き出されたり、買い物をされたりします。
基本的に宅配業者からSMS(電話番号でやり取りをする短いメッセージアプリ)への不在通知を行うことはありません。不明な時はポストに入る紙の不在通知に入る電話番号に確認をして下さい。
銀行やクレジット会社などを名乗り嘘のメッセージを送り、個人情報を盗んだ後に不正送金などをする手口があります。金融機関から気になる案内がメッセージやメールで来たら、直接その店舗の電話番号を調べて、電話で担当者に直接話を聞くようにしましょう。間違ってもメッセージに記載されている連絡先には連絡しないで下さいね。
携帯会社の名前を使い、未払い料金の催促や登録変更を促す嘘のメッセージを送り、リンクを開いてしまった人に向けて偽の入り口画面へと誘導します。そこで個人情報を盗まれてしまいます。この場合は、直接携帯を購入したお店の電話番号を調べて電話するか、店舗に直接出向いて確認をして下さい。詐欺メッセージに記されている連絡先に電話したり、押したくなるボタンを押さないで下さい。
ネットショッピングの名前を使って、会員情報(メールアドレスやパスワード)を偽の登録変更画面に誘導して入力させることで盗む詐欺です。メールには日頃から注文履歴やおすすめ情報が送られてきていて、本物のメッセージにまぎれてしまうことがあります。メールからネットショピングサイトを開かずに、いつも見ている方法で自分の会員情報に不明な点がないかチェックして下さい。
不正請求詐欺とは、実際には利用していないサービスや嘘の商品の料金を請求される詐欺のこと。「料金が未払いです」「支払わないと裁判で訴えられます」などと虚偽の脅し文句を使ってきます。
すぐに振込を催促するお店はありません。至急の支払い催促があったらまずは疑って下さい。
スマホやパソコンに請求をする画面が出てきたら、一旦閉じてみて下さい。再度出てきたら再起動してみましょう。
表示画面に現在地の市町村や使っている携帯の情報が表示される場合がありますが、個人を特定できるものではないので、無視しましょう。
警察と振込先の金融機関にすぐに相談をして下さい。請求を求められた文章や内容を写真に撮って証拠として残しておきましょう。
振込んだ口座を凍結することで被害額が戻って来る可能性があります。申請と所定の手続きが必要となります。早めに最寄りの警察に相談しましょう。
最近は、お金の振込み催促だけでなく、コンビニでの電子マネー(アマゾンギフト券など)の購入を指示される事例が増えています。一度購入してレジを通すと返品はできないので、無視して下さい。
サポート詐欺とはスマホやパソコンに「ウイルスに感染しました」という表示と警告音を出して、サポートセンターに電話を促し、遠隔で操作して情報を盗んだり、ウイスル駆除ソフトを導入すると嘘を言ってお金を振り込ませようとしたり、電子マネーを購入させようとします。
サポートセンターの名前がMicrosft(マイクロソフト)を使っているので、ついつい信用してしまい、かけたら助けてほしい一心で自分の名前や電話番号など教えてしまいますが、簡単に身元を明かさないようにしましょう。
電話の相手は外国人の場合もあれば日本人がしかっりしたスタッフのフリをして騙すこともあります。電話しないことが一番の防御策です。
偽画面はホームページの画面を見ているに過ぎないので、スマホの場合はアプリを閉じます。パソコンの場合はブラウザ(マイクロソフトエッジやグーグルクロム)を閉じます。
ご家族や信頼できる人にすぐに相談しましょう。電話をかけてしまった場合、相手は切らせないようにするので、勇気をもって切りましょう。当教室の電話にご相談頂いても構いませんので、緊急のときはご連絡下さい。
今目の前に開いている画面を閉じる方法です。これが一番簡単な操作方法ですので、最初に試して下さい。
このボタンを押した後、「タスクマネージャー」を選び、今開いているブラウザを選択して閉じます。
先の方法でうまく行かない場合は、電源ボタンを長押しして強制終了をします。
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担当:仲宗根義光